令和4年10月18日(火)午前11時より当社の御遷座400年奉祝記念大祭が執り行われました。

当社HPのトップページにも創建の由緒についてごく簡単に触れてはおりますが、時は室町時代の後期、織田信長や豊臣秀吉といった武将達が活躍した戦国時代に岩付太田氏の配下であった平柳蔵人が霊夢の告げにより大宮の氷川神社より御分霊を受けて勧請したのが当社の始まりです。その頃は荒川の堤側に建てられておりましたが度重なる荒川の水難を避けるべく江戸時代の初期、元和8年(西暦1622年)に現在の地へ遷られました。

本年令和4年(西暦2022年)はこの遷座された元和8年より数えて400年に当たることから、御鎮座以来地域の氏神様として私達の生活を日々お守り下さっておられる大神様への感謝と400年という佳節の年を奉祝すべく準備を進めてまいりました。
当社の例祭日は 10月20日と定められておりますが、諸事情により現在は10月第3日曜日に斎行されております。10月20日は川口市施行の際に行政により定められたもので、それ以前は10月18日が当社の例祭日でありました。御遷座400年奉祝記念大祭を執り行うに当たっては近隣の神社の宮司様方もお招きすると共に、神職の皆様方にも奉仕者としてご助力いただく必要がある上、20日が例祭日の神社もあることから旧来の縁深き日である10月18日を選んだ次第です。

10月初旬頃の天気予報では晴と予想されていたものが、日が近くなるに連れて雨の傘マークが付くようになり、当日も明け方まで雨が降り続いており天気がどうなるかが非常に心配でした。

献幣使には武蔵一宮氷川神社権宮司の東角井真臣様にご参向いただき、川口市長奥ノ木信夫様を始め、県議会や市議会の議員の皆様、関りある神社の宮司の皆様、当社の責任役員や総代、奉賛会役員といった大勢の皆様にご参列いただき盛会裡に納めることが出来ました。

大勢の皆様のご協力の下盛大に執り行うことが出来ましたことを心より深く感謝申し上げます。