皆さん、こんにちは。

昨日、2/3日は「季節を分ける」という意味である節分、皆さんもご家族と

邪気を祓い福を招く為に豆まきをされたこと存じます。

今日、2/4日は立春です。暦の上では春の始まりということですが、つい先日も

積雪には至らなかったものの降雪も有り、まだまだ寒い日が続くことが予想され、

春を実感するのはやはり3月になってからなのでしょうか。

さて、季節を感じる御朱印、今月の花の添え印は『紅梅』でございます。

皆さんは「梅」の語源をご存知ですか?諸説あるそうではございますが、その内の1つを

ご紹介させて頂きます。

中国語の梅は「マイ」あるいは「メイ」と発音し、その音が転訛したというものです。

どういうことかと申しますと、伝来当時の日本人は鼻音(子音の1つで、口からの通気を

完全に閉鎖し、鼻の通気だけを開放して出す音)の前に軽い鼻音を重ねていた為、me(メ)を

mme(ンメ)のように発音していたそうです。これは「馬」にも云え、ma(マ)を

mma(ンマ)と発音していたことと同じ原理とのことです。これが「ムメ」と表記されるように

なり、さらに読まれることで、mume が ume へと転訛したということです。

何だか難しい話ではありますが、ウメの「ウ」とウマの「ウ」が同じ意味から来ていることには

驚きを覚えると共に好奇心を掻き立てられますね。

当社境内には梅の木が2本あり、1本は社殿向かって右側の玉垣の側、こちらは白梅。

今月の添え印である「紅梅」は余り知られておりませんが当社の末社である天満宮の

前にございます。末社への行き方は授与所脇(玉垣と授与所の間)の階段を降りると

トイレがございますが、その奥へお進み戴くと、手前に長屋形式で9社(10座)、

奥に単独のお社が2社。一番奥のお社が天満宮となっております。

参拝にお越しになられる時季によっては

赤い可愛らしい花が咲いていることでしょうね。

社務の都合により御朱印帳への浄書がお受け出来ない場合がございます。事前に判明している

場合はinstagramやFacebookに投稿してございますのでご確認下さい。

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