6月30日に斎行されます「夏越しの大祓」の神事に合わせまして当社では

期間限定にて「茅の輪守」を社頭頒布しております。

茅の輪守 初穂料:1体 1,000円
7/15日までの頒布授与となります。数量には限りがございます。

幣串には茅の輪、五色の幣帛と共に「蘇民将来子孫也(そみんしょうらいしそんなり)」と

記された神札が結いつけられておりますが、「蘇民将来」とは『備後国風土記』に見える人物で、

このような説話が残されております。

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旅の途中、一晩の宿を借りようと旅人は裕福な巨旦将来(こたんしょうらい:蘇民将来の弟)に頼みました。

すると巨旦将来は旅人の貧しそうな身なりを一瞥するや断ってしまいました。

次に旅人は貧しい蘇民将来に頼んだところ、蘇民将来は粗末ながらも心を込めて旅人をもてなしました。

もてなしに感謝した旅人は後に再訪した際、蘇民将来の娘に茅の輪を付けさせ、自分が神であることを明か

し、茅の輪を付けていれば疫病を避けることができると教えたとされます。

その後、蘇民将来の子孫はどんな疫病にも苦しむことなく、代々栄えたとされています。

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この神様こそ、当社の御祭神である素盞嗚尊(スサノオノミコト)であり、素盞嗚尊が防疫・除災の神様とされ

る所以であります。

当社御祭神の御神徳と災厄を祓う茅の輪の力を戴き、皆様のご家庭が益々家運長久でありますことお祈りし

ております。

茅の輪守3